データ増大からくる問題

STEC：

この度は、SwiftPOST をご導入いただきありがとうございます。 早速ですが、昭和ブライト様では、システム導入以前はどのような形でデータの受け渡しをされていたのでしょうか？

伊藤氏：

当社では、取引先や印刷会社とのデータ受け渡しには、MO を使っておりました。 特に大手印刷会社とは定期便がありますので、校正紙等と一緒にデータを送ったりしていました。

STEC：

それが、別の媒体による受け渡しを検討されるようになったのは、どのような経緯からでしょうか？

伊藤氏：

昨今のDTP ソフトの進化により、扱えるデータ容量が増大したためです。 これにより１枚のMO では収まりきらない事が多く、そこにかかるオペレータの手間や時間などが増え、非効率的になってきました。 一時は、USB メモリ等も検討はしましたが、大手取引先ではUSB メモリの使用自体が禁止されているなど、汎用的ではありませんでした。また、メディアの破損やウイルス混入の危険性などのセキュリティ的な問題もあり、なにか改善策や別の手段などがないかと考えていました。

STEC：

今回、オンラインストレージサーバーに行きつかれたのは、やはりネットワークがキーワードでしょうか？

伊藤氏：

そうですね、ネット通信によるデータ送受信は、当初より考えていました。 しかし、メールの添付ではセキュリティ的に心配がありますし、そもそも大容量データの受け渡しには向いていません。 FTP も検討しましたが、送受信の双方で専用のソフトウェアを必要とすることがネックでした。

汎用性の高さとセキュリティ

STEC：

数あるオンラインストレージサーバーから、当社の「SwiftPOST」をご決断いただいたのは、どのような理由からでしょうか？

伊藤氏：

これらの問題を解決できる一つとして、双方がブラウザでのやり取りできるオンラインストレージという候補があがってきました。 そこで、商用のASP 等の利用も検討しましたが、やはり外部に重要なデータ置くことは、内外的にも信頼性にかけますし、大容量のデータを扱うと結構コストがかかってくることもわかりました。 その結果、社内での運用できるオンラインストレージサービスはないか？と、いうように自然と方向性が固まってきました。

STEC：

「SwiftPOST」は当社が出展していた展示会でご覧いただいたと聞いています。

伊藤氏：

そうですね、丁度、その時にお邪魔した展示会で拝見させていただきました。 実際に、話をさせていただく段階で、もう一つの課題である、ウイルス対策についても合わせてご提案、ご対応していただけたのは大きいと思います。

わかりやすいインターフェイス

STEC：

既にご導入いただき、実際に運用していただいてますが、利用いただいてのご感想はいかがでしょうか。

伊藤氏：

まず、現場での手間や時間が軽減されて、非常に効率的になりました。 システムとしては、データ送受信のインターフェイスも操作が簡単で、初めてご利用いただく取引先でも迷うことなくデータ受信をしていただいております。 ダウンロード時にパスワードで制限をかけられることや、ダウンロード期限が設定出来るなど、使う側としては安心して運用できます。 あと、相手側でデータのダウンロードがあればメールで通知されるので、確実にデータが届いたと確認できる機能は非常に助かっています。

STEC：

今後はどのような運用を考えらているのでしょうか？

伊藤氏：

現状は送信のみを行っていますが、やはり今後はデータの受信にも活用していきたいですね。

STEC：

本日は、忙しい中お時間を割いていただきありがとうございました。

株式会社昭和ブライト様 概要

企業名	株式会社昭和ブライト
所在地	東京都千代田区
設 立	1956年